香りと音と調和
- sauna inaka
- 6 日前
- 読了時間: 3分

今回はInaka Saunaが深めていきたい方向性のお話です
少し前の話になりますが、3月にInaka Saunaがオープンする際、プレスリリースをした方が良いと多くお話を頂きました
しかし私自身プレスリリースをする気になれず、結局流れて現在に至ります
一番の理由は、出来上がったサウナを見た時に
「確かに良いサウナだ、だけどこれは小平建設さんが頑張って作ってくれたサウナで、まだ私の思いが表現されていない」
と思ったからです
Inaka Saunaの理念である循環と調和と身土不二
これが表現出来ていないという思いが当時強くありました
それから春になり様々な植物が目を覚まし
よもぎ、赤松、クロモジ、シラビソ、カラマツ、白樺、イカリソウ、日本ハッカ、ドクダミ、小麦
ラインナップが揃ってきました
この土地の植物を使いロウリュにする
毎回試す度に感動があり、これを提供してお客さんが喜んでくれたらこんなに幸せなことはないと思っていました
しかしこれから蒸留に着手しようとしている現在、疑問が湧いてきました
Inaka Saunaのやりたいことは
「この土地の価値あるものを、サウナを通して表現する」
しかし、これはただこの土地の恵みを並べているだけではないか?
どれも素晴らしいのですが、その価値を十分に発揮できていない気がしてこのままではだめだと悩みました
そんな中、お客さんにロウリュの説明をしている自分の言葉にヒントを見つけました
「白樺をお茶にした重い香りになります」
「カラマツの精油を使った華やかな軽い香りになります」
重い香りと軽い香り?
当然の様に使っていた言葉ですが、そもそも重いと軽いとは?
そこを深めていくと、重い・低いと軽い・高い
音にヒントがあるのでは?
音楽で考えてみると
バンドにはヴォーカル、ギター、ベース、ドラムがいて
低い音(重い音)のドラム・ベースがリズムを作り曲の土台を作っていく
その上で高い音(軽い音)のギターとヴォーカルが遊び回る
必ずしもそうではないがオーソドックスな形だとこうなります
これをロウリュでも表現できないか?
Inaka Saunaのサウナストーブは薪で石も大量積んであるのでどれだけロウリュしてもへたらない
ロウリュを混ぜるのでなく重ね合わせていく
例えば白樺茶や赤松茶、よもぎ茶などお茶系の重いロウリュで土台を作って、その後カラマツの精油や日本ハッカなど華やかで軽いロウリュを重ねていく
このロウリュの重ね合わせは新しい体験が生まれるのでは?
しかし音に和音があるようにただ重ねても合うとは限らない
そこで理念である「身土不二」が生きてくる
この土地で採れた、その時期に共存している植物を重ね合わせればそんなに大きく外れないのでは?そもそも山の香りは多くの種類の生き物の香りが混ざってこの土地の香りとなっている
その一部でも表現できるサウナが作れればこれは面白い!
私がやるべきことは素材を用意して、価値を引き出す組み合わせを検証して提案すること
現在このサービスを提供するため試行錯誤しています
サウナストーンを増量、新しい道具の作成、ロウリュの素材集め
まだまだこのサービス開始には時間がかかりそうですが、ある日突然始まると思います
Inaka Saunaの次のチャレンジ、ご期待下さい




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